時間 |
発表者 |
講演タイトル |
概要 |
1030-1035 |
堀 敦史(理研AICS)・中島 研吾(東大・情基セ) |
はじめに |
ごあいさつ |
1035-1045 |
堀 敦史(理研AICS) |
『メニーコア混在型並列計算機用基盤ソフトウェア』の全体像について |
メニーコア混在型並列計算機用基盤ソフトウェアの研究の目的と進め方について概観する。 |
1045-1115 |
辻田 祐一(理研AICS) |
マルチスレッド処理による集団型MPI-IOの高速化 |
MPI-IO実装の一つであるROMIOには、集団型I/Oの高速実装としてTwo-Phase I/Oがある。
この実装のデータ通信とファイルアクセスをマルチスレッド処理により
オーバーラップさせることで、さらなる高速化に向けた実装を進めている。
本発表では、新たに行った集団型書き込み処理に関する実装
および性能評価を中心に報告する。
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1115-1145 |
島田 明男 (理研AICS) |
メニーコア向け新タスクモデル『PVAS』の紹介 |
PVASはプロセスとスレッドの中間的なタスクモデルで、複数のタスクを
同一アドレス空間で動作させることで、高速なタスク間通信を実現する。
本発表では、PVASの概要と応用事例について報告する。
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1145-1215 |
深沢 豪 (東京農工大学) |
マルチコア・メニーコア混在型計算機向け大域仮想アドレス空間モデル『Multiple PVAS』の設計と基本性能評価 |
メニーコア向け大域仮想アドレス空間モデルPVASを
MICに代表されるマルチコア・メニーコア混在型計算機へ拡張した
「Multiple PVAS」の設計について述べ、I/Oなどの単スレッド処理の
デリゲーションを想定した基本性能評価結果を報告する。
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1215-1315 |
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(昼食) |
辨當(1人1,000円:中島までお支払いください)(堀,亀山,大野,島田,吉永,並木,深沢,佐藤,中島,片桐,大島,實本,荒川,藤田,市村) |
1315-1345 |
大野 善之(理研AICS) |
I/O調停機構による並列I/O性能の向上 |
大規模計算機環境における並列I/Oの問題点を予備評価結果をもとに提示し,
その対策の1つとして理研AICSにて開発中であるI/O調停機構について,
実装および性能評価結果を報告する。
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1345-1355 |
中島 研吾(東大・情基セ) |
『自動チューニング機構を有するアプリケーション開発・実行環境』の全体像について |
自動チューニング機構を有するアプリケーション開発・実行環境の研究の目的と進め方について概観する。
〔slides〕 |
1355-1425 |
大島 聡史(東大・情基セ) |
最新並列計算ハードウェアにおけるSpMVの性能評価 |
SandyBridge/IvyBridge Xeon、Kepler GPU、MIC(Knight's Corner)
におけるSpMVの性能について述べる。各ハードウェア向けの最適化手法を取り入れた結果を、
各種最適化パラメタの効果や、既存ライブラリの性能とあわせて紹介する。
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1425-1455 |
片桐 孝洋(東大・情基セ) |
ppOpen-ATによるFDMコードの最適化 |
自動チューニング(AT)言語であるppOpen-ATによる
FDMコードの最適化の現状について説明する。
対象はppOpen-APPL/FDM(seism_3D)のメインカーネル3種であり、
いままでAT言語で提供されなかったループ変換によるAT機能
を実現する。FX10およびXeon Phiでの性能評価結果も紹介する。
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1455-1515 |
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(休憩) |
(休憩) |
1515-1545 |
荒川 隆(RIST) |
ppOpen-MATH/MPの特徴と適用事例 |
大規模データ転送・変換を実現する弱連成のためのカップリングツール
ppOpen-MATH/MPの特徴ついて述べ、適用事例として大気海洋モデル
結合を中心に紹介するとともに、地震モデル・構造物モデル結合の現状
について報告する。
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1545-1605 |
藤田 航平(東大・地震研) |
都市地震シミュレーションの多数シナリオ解析のためのI/O最適化について |
地震による地盤の応答と構造物群の応答を多数のシナリオ下でシミュレーションする際には、シナリオ数に応じて線形に増加するファイル入出力がスケーラビリティを阻害すると考えられる。従来のプログラムを多数ケース解析に使う際の性能を京コンピュータ上で計測し、これにあわせてプログラムを組み替えることでスケーラビリティを改善する方法について報告する。
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1605-1635 |
實本 英之(東大・情基セ) |
ppOpen-SYS/FT の大規模展開とチェックポイントファイル管理 |
アプリケーションベースのチェックポイント機構を提供する ppOpen-SYS/FT
の概要とその大規模利用時のコストについて説明する。
また 、今後の展開に向け、チェックポイントファイル出力の
管理にかんする計画についてMPI-IO有識者との検討を行う。
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1635-1705 |
畑中 正行(理研AICS) |
京 Tofu におけるランタイム通信スケジュールによる通信最適化 |
MPI 永続通信を使うと、MPI 実装がアプリケーションの通信パターンを
獲得できる。その通信パターンを構成する個々の転送を下位のインターコネクト
の RDMA 転送レベルでうまくスケジュールしてやることにより、通信パターン
全体で通信の競合を軽減する PRDMA 実装について報告する。
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1705-1735 |
中島 研吾(東大・情基セ) |
Communications in ppOpen-MATH/MG |
ppOpen-MATH/MG is a multigrid solver in ppOpen-HPC.
In this presentation, operations of ppOpen-MATH/MG and recent results
using 4,096 nodes of Fujitsu FX10 are described.
Moreover, problems of MPI communications in ppOpen-MATH/MG are discussed.
Feedbacks from MPI experts are highly expected :-)
〔slides-1〕
〔slides-2〕 |
1735-1740 |
堀 敦史(理研AICS)・中島 研吾(東大・情基セ) |
おわりに |
ごあいさつ |
1830- |
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(懇親会) |
根津,本三あたりで軽く。会場は「加賀屋本郷三丁目店」。(堀,島田,並木,深沢,中島,大島,實本)
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